「SDG4教育キャンペーン2022」(実施:教育協力NGOネットワーク/事務局:開発教育協会)が、2022年4月1日(金)~5月31日(火)に行われました。政党アンケート結果を受けてのオンライン投票には、全国から3,379名の子ども・ユース・市民が参加し、日本の教育と教育援助に関する多くの提言が寄せられました。
これを受け、6月には、子ども・ユース代表が与野党11名の国会議員と意見交換会を開催し、7~8月には外務・文科省の高官と面談し、提言活動を行いました。
キャンペーンの5つの成果
1.政党アンケートに8政党から回答!
SDG4(教育目標)に関する政党アンケートを実施し、8政党(自民・公明・立憲・共産・維新・国民・れいわ・社民の各党)から回答を得ました。①子ども参加、②公立夜間中学校、③教育費の完全無償か、④学校保護宣言 ⑤教育を後回しにはできない基金(ECW)、⑥教育のためのグローバルパートナーシップ(GPE)、の6点について各党の回答を得ました。
➡ファクトシート1(政党アンケート回答)
2.3,379名が参加!3年間で約1万人が参加!
オンライン投票には、全国から3,379名の子ども・ユース・市民が参加し、日本の教育と教育援助に関する多くの提言が寄せられました。合計投票数は4,383 件で、オンライン参加者のうち 52%は 10 代でした。
➡ファクトシート2(投票結果と寄せられたご意見)
3年間の参加者数 | 参加者数 | 投票数 |
2020年 | 2,559人 | 4,179件 |
2021年 | 3,896人 | 4,134件 |
2022年 | 3,379人 | 4,383 件 |
合計 | 9,834人 | 12,696件 |
3.院内集会を開催!
6月6日(月)に議員会館にて「SDG4(教育目標)達成に向けた国会議員と子ども・ユースとの意見交換会」を開催しました。 当日は与野党11名の国会議員の方々に加え、文部科学省、外務省、内閣官房からも7名がオブザーバー参加しました。
4.2省庁と面談!
7月14日(木)に3人の子ども・ユース代表が文部科学省を訪問しました。キャンペーンの報告をすると共に、特に「子どもの意見の尊重・子どもの権利の保障」について子ども・ユースと里見朋香大臣官房審議官らが意見交換しました。
8月4日(木)には、子ども・ユース代表が外務省の日下部国際協力局審議官とオンラインで面談しました。キャンペーンの報告をすると共に、学校保護宣言と教育に特化した国際機関(GPE・ECW)への拠出について意見交換しました。
5.2紙・2ウェブメディアに掲載!
院内集会を公明新聞およびNTT労組新聞に取材していただき、全国に配信されました。
また、日経BPメールマガジン「未来コトハジメ」、SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)のウェブサイトにキャンペーンのコラムを寄稿しました。
掲載内容はお知らせにてご紹介しています。
決算報告
キャンペーン運営のために12名の方より19,000円のご寄付をいただきました。
また、Education Cannot Wait(教育を後回しにはできない基金)より助成していただきました。
ご協力に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
キャンペーンの決算報告は以下よりPDFにて公開しています。