参加者の声

先輩先生に学ぶ!「世界一大きな授業」実践ポイント

2003年から実施している「世界一大きな授業」。「他の学校の先生はどう実践しているの?」、「校内の先生を巻き込むにはどうしたらよい?」という問い合わせも少なくありません。複数回参加されている先生や、全校で実施している先生など、積極的に世界一大きな授業に参加している先輩先生方に、実践の“コツ”をうかがいました。

リピーター校の基礎データ(2013年)

学校名
(先生のお名前)
都道府県 実施日 参加人数 どの時間で実施? 何回参加?
京都学園中学高等学校
(栗岩 秀先生)
京都 5月初旬 48クラス 1416人 ロングホームルーム 7回目
都留高等学校
(小泉 小百合先生)
山梨 4月中旬 700名 総合学習の時間 3回目
私立羽衣学園高校
(米田 謙三先生)
大阪 5月 6クラス 200名 総合学習の時間 4回目
米沢市立第二中学校
(折笠 由香里先生)
山形 4月下旬5月初旬 4クラス 120名 英語のクラスの授業開き 2回目

授業を準備するにあたり、工夫されたポイントがあれば教えてください

  • 衛生的な水のワークでは、実際飲ませてみる、とか識字も体験するとか、実際の体験をできるだけ多く入れることと、グループ活動(いろんな人と協力しようとすること)を大事にしました。(米沢市立第二中学校)
  • 識字のアクティビティでは、ネパールの文字が書かれたペットボトルを3本用意しました。この時、3本とも水に異なる色をつけ、どれが本物の薬かを選ばせました。無色透明な液体でなく敢えて色をつけたことで、目から得る情報量がいかに曖昧であり、文字から得る情報量がどれほど重要なのか、リアリティをもって伝えることができました。(京都学園中学高等学校)

授業をするにあたり、生徒が事前学習をしましたか?

  • 事前学習は実施せず、前の時間に(総合的な学習の時間に)簡単に内容を提示しました。前年度は新聞などでもマララさんのことを扱った記事があったので、クラスにその記事を掲示しました。(都留高等学校)
  • 本校中学校の独自の取り組みである「地球学」にて、紛争や貧困など世界が抱える諸問題について事前学習をして臨みました。(京都学園中学高等学校)
  • 事前には、ユネスコの情報を使って、識字の問題について学び、授業を行った事後には、実際に行動に移そうと、識字率向上のポスター作成や書き損じはがき回収運動を実施しました。 (羽衣学園高校)

世界一大きな授業教材のよいところ

ギネス認定証
京都学園中学高等学校

  • 英語の授業開きとして、最高の教材だと思っています。クイズ形式なのが生徒にとって取り組みやすいし、ロールプレイや具体例を扱ったテーマは生徒に理解しやすいので、とてもいいと思います。(米沢市立第二中学校)
  • 普段の授業では触れられない事柄について目を向けることができ、そうした事象を全校生徒が一緒になって考えることができる機会を与えてくださり感謝しております。(京都学園中学高等学校)

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