[質問4]日本の教育課題:ジェンダー教育について 選択・投票する

SDG4教育キャンペーン2020

質問4 日本の教育課題:ジェンダー教育について

[解説]最新の「ジェンダーギャップ指数」において、日本は153か国中121位へと順位を下げました。(*7)政治分野や経済分野での女性の活躍の低さが順位を下げる要因です。その理由のひとつに、学校におけるジェンダーに関する「隠れたカリキュラム」が存在し、女性たちが可能性を発揮することを妨げていることがあげられます。女子高校生への調査によると、教師の男女比、教室の発言や期待、能力に対する誤った認識、生徒会や授業中の分担などの場面で、性役割や性別に基づいた偏った考え方に遭遇しています。また、62%もの少女が、普段の生活で性的な嫌がらせや性差別を経験したり、見たりしています。(*8)高等教育機関である4年制大学への進学率は、男子が56.31%に対し、女子は50.14%と格差が生じています。(*9)

SDG目標4では、男女の区別なく教育の機会を保障することが掲げられているほか、SDG目標5においてはジェンダー平等の実現が掲げられていますが、この点においても達成されていないといえます。

質問4:日本の学校教育では、性差別やジェンダー平等について学ぶ機会を増やすべきだと思いますか?

A党 性別を問わず個性と能力を発揮できる教育を行うべきです。
B党 B党はジェンダー平等社会の実現を党の基本目標にすえました。ギャップ指数121位の現実を学び、固定的性的役割分担にとらわれない教育を応援します。
C党 ジェンダー平等の教育は日本が遅れている分野。拡充すべきである。
D党 重要な人権課題であり、人権侵害を撲滅するためにも学校教育での学ぶべき機会を増やすべき。
E党 現在でも学習指導要領において、男女の相互理解や人格の尊重について、指導することとされており、その充実は重要である。
F党 男女ともに多様な生き方を選択できるようジェンダー平等教育とLGBTへの理解を推進します。
G党 過去の経験や習慣、周囲の環境などから身につく「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見、思い込み)」が、女性の可能性を閉ざしています。男女共同参画社会への理解を高めるとともに、アンコンシャス・バイアスへの気付きを促し、性別役割分担意識を固定させないため、ジェンダー平等教育やダイバーシティ研修を推進します。

*7 世界経済フォーラム「the Global Gender Gap Report 2020」
*8 「ジェンダー」に関する女子高校生調査報告 2019(公益社団法人ガールスカウト日本連盟)
*9 文部科学省「学校基本調査(平成 30 年度)」


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